ロープアクセスとは
ロープアクセスの技術は、洞窟探検用に考案され発展してきた技術をルーツに持つ、ロープを伝っての登高・下降や横方向への移動を安全、かつ容易に行う技術です。
欧米では建築物や橋梁の検査や補修をはじめ、幅広い分野で活用されており、日本においてもその有用性が理解され、認知度が高まっています。
ロープアクセスの特徴
ロープアクセスで、
できること
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01
足場不要でコスト削減・工期短縮
ロープを用いた作業方法により、足場を組む必要がなく、設置・撤去の手間や費用を大幅に削減できます。足場が設置できない狭小地や特殊な場所でも対応可能で、工期・費用ともに抑えることができます。
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02
高い機動力でスピーディーな施工
上下だけでなく横方向にも自在に移動できるため、作業効率が高く、迅速な対応が可能です。足場設置を待つことなく、すぐに作業に着手できます。
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03
安全性の追求
ロープアクセスは一見危険に見えますが、EN規格適合の器具を使用し、器材の使用履歴や状態を厳密に管理しています。作業員は専門知識を習得し、訓練を積んだプロフェッショナル。安全を最優先に行動しています。
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04
第三者・環境への安全配慮
地上ではバリケードやガードマンによる誘導を行い、歩行者など周囲への安全も徹底。足場がないことで、倒壊や落下物といった二次災害のリスクも軽減されます。
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05
万が一への備え
労働災害保険や損害賠償保険に加入し、万が一の事故や怪我にもしっかり備えています。
ロープアクセスだから
可能な作業
従来の工法では難しかった作業も、ロープアクセスなら可能となります。
次のような事案でお悩みのお客様、ぜひ一度お問合せ下さい。
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足場や高所作業車を使用できない、
狭いスペースでの点検・補修
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精度を落とさず、
コストを抑えて検査を行いたい
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店舗の営業を継続したまま
作業を頼みたい
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外壁の悪くなった部分だけを
ピンポイントで補修したい
作業の流れ
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01 届け出の必要なし
作業にあたり必要となる届け出はありません。
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02 ロープの固定
屋上にロープを固定し作業の準備をします。 所要時間は1時間程度です。 建物や看板を隠すような大掛かりな設備は使用しません。
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03 施工
外壁の塗装や補修の場合、必要箇所だけを無駄なくピンポイントで施工。 通常なら作業しづらい場所でもロープアクセスなら難なくこなせます。
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04 撤収
大規模な器具を使用しないため撤収も素早く行えます。 作業前の準備と同様に1時間程度で完了します。
ロープアクセスでの作業は、
- 面倒な届がなく
- 景観を損ねず、営業中の店舗でも
施工可能 - 必要な箇所だけを施工するので
無駄がない
結果的に
低コスト・短工期が実現!
